こんにちは、のぐち英一郎です。
桜島噴火や地震が連日続いています。断水や火山灰による飛行機の欠航、商売への影響など、地域の暮らしにじわじわと負担がかかっています。
自然災害には「これで十分」という備えがありません。予防や減災のために使える資源や予算、人手、時間には限りがあります。だからこそ、どこにどう備えるかが重要です。
今年度から市役所の中に「桜島火山防災研究所」が設置されました。所長は長年研究に携わってきた井口先生。掲げる目標は「どんな大噴火でも犠牲者ゼロ!」
もし市街地に10cmの降灰があれば、断水や停電はもちろん、四駆以外の車は全く動けなくなります。そうしたリスクがある中で、サンロイヤルホテル(市が筆頭株主)と県が計画中の新体育館の整備計画もこのままでよいのか、今一度、見直す視点も必要ではないかと考えます。
【市議会議員報酬引き上げ議案】
6月議会では報酬の引き上げが大きな議論となりました。物価高騰のおりそれに追いつく鹿児島の賃上げも市民の収入や暮らしの実態の把握も足りていません。個人情報を保護しながら、ビッグデータを活用し、情報を集めて合理的な政策判断を行い鹿児島の現状を判断したいと考えています。
私たちの会派「無所属にじとみどり」は、今はまだその時期ではないとし、反対を表明しました。
【個人質問】
さらに今回の一般質問では、八重山地区で進む巨大風力発電事業について、県の景観ガイドラインの活用状況や、秋田での死亡事故をふまえた事故予測の情報公開を、事業者や国に求めるよう市長に提案しました。8月19日には八重山に関する委員会の陳情審査があります。ぜひ傍聴にお越しください。
最後に、今月20日には重要な選挙が控えています。今回は歴史的な転換点になるかもしれません。税制、エネルギー、外交、防衛、安全保障…どれも私たちの暮らしと平和に直結するテーマです。どうか皆さんも、大切な一票に希望を託して投票へ。
これからも、「現場から」「暮らし目線で」市政に取り組んでまいります。
酷暑が続きます。どうぞお体ご自愛ください。