市議会12月議会報告と今後の取り組み
寒くなってきましたね。皆さんお元気でお過ごしですか?
今回私は議会のトップバッターとして登壇し、市民の皆さんが関心を持っているいくつかの重要なテーマについて質問させていただきました。
【ご報告と今後の取り組み】
1期目、2期目の市長マニフェストや、八重山破壊問題、マイナンバーカードに関する懸念、不登校問題、障がい者への合理的配慮、市営住宅の入居要件緩和など、幅広いテーマに取り組んでいます。これらは、市議会として今後3年間で着実に進めていくべき政策の一部です。
八重山破壊問題と市役所の対応
まずずっと取組続けている八重山破壊に関する問題についてです
市役所では環境保全課がこの問題に対応していますが、今年に入ってからの進捗は非常に遅れており、市民からの懸念が増しています。市の対応が「のんびり」とした印象を受け、現状の悪化を食い止めるためには、もっと迅速で積極的な行動が必要だと感じています。
また、県から経産大臣に送られた文書の内容が、県議会で明らかになったことについても触れさせていただきました。
市役所では、この情報をすべての関係者が新聞報道で知ることになり、県との連携や情報共有の重要性が再認識されました。今後もこの点については改善を求めていきたいと思います。
マイナンバーカードと個人情報の取り扱い
次に、マイナンバーカードを使った保険証についての懸念です。10月から、これまでの3段階の手続きが一回に短縮され、便利さが増しましたが、個人情報の取り扱いについては十分に理解されていない場合が多いと感じています。
診療や薬歴など、医療情報が一括で管理されることには利便性もありますが、個人のプライバシーを守るためには、もう少し丁寧な情報提供が必要だと考えています。
デジタル技術の利便性とリスクのバランスを取るために、今後も市として積極的に取り組んでいきます。
ノンポリマー生理用ナプキンの普及
皆さん、ノンポリマー生理用ナプキンをご存知でしょうか?
全国的に学校や企業で導入が進んでいる商品ですが、これを鹿児島市内でも普及させていくことが重要だと考えています。
ポリマー樹脂を使用しないことで、使用時の快適さが向上し、学びや仕事の環境にも良い影響を与えるとのレポートもあり今後さらに普及を促進するために、実証実験から導入を目指し研究を行っていきたいと思っています。皆さんからのご意見もぜひ伺いたく!お声をお寄せ下さい。
市営住宅の入居要件緩和
市営住宅の入居要件に関して、単身世帯や子育て世帯の入居が可能となるよう、議案として取り上げました。また、連帯保証人の免除も実現に向けて進んでいます。
これらの提案は、私が長年訴えてきた内容であり、ついに前進が見られたことを大変嬉しく思います。
今後も、地域の空き家問題や身寄りのない人々の住まいの確保に向けて、市営住宅の活用を進めていきます。
不登校問題と新たな取り組み
最後に、不登校の問題について触れます。
教育機会確保法を踏まえ、いじめや居場所づくり、フリースクール支援など、幅広い取り組みが進められています。
特に、家から出ることが難しい子どもたちを対象にしたメタバース事業が今年9月から始まり、現在35人の子どもたちが利用しています。
この取り組みは、デジタル技術を活用した新しい教育の形として注目されていますが、無気力に至る前の苦しみや葛藤が十分に反映されていない点については、さらに改善が必要です。
不登校の問題は、もはや義務教育の枠組みだけでは解決できない時代に突入しています。
今後、保護者の孤立を解消し、楽しく学べる環境を作り上げることが急務だと感じています。
以上が、現在取り組んでいる活動の報告です。今後も、