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鹿児島ガイド

のぐち英一郎の鹿児島ガイド13 #鹿児島 ドルフィンポート跡地 #市政政策提案

桜島と錦江湾を望む一等地 ドルフィンポート跡地 こんな使い方はどうでしょう

甲突川 景観、費用、災害、渋滞…ドルフィンポート跡地に巨大なハコモノは必用!?

現在、ドルフィンポート跡地には鹿児島県が県立体育館、また鹿児島市長がスタジアムを構想しています。費用ななんとそれぞれ200億円ほどが想定されます。

未来世代に巨額な借金を押し付ける余裕が鹿児島市にあるのでしょうか?景観と巨額の費用、災害の観点から県と市の計画の立地変更を求めています。

「下関海峡エリアビジョン」を掲げ、海沿いのまちづくりを市民と話し合いながら進めている下関市(人口27万人ほど)に取材に出向きました。その構想には、海峡を行き交う多様な船舶を望むボードウォークが整備され、散歩やジョギング、自転車、そしていたるところから釣りを楽しむ人が見られます。 50年前、100年先の鹿児島市にも適した風景に見えました。景観に配慮した低層の建物に、カフェや鹿児島の食材や特産品を扱うショップなどがあっても喜ばれますね。

これから税金で立てる大きなハコモノは災害時の避難滞在施設として使える場所につくるべきです。桜島の大噴火、直下地震、津波、台風、海沿いのドルフィンポートは適地とは言えません。

また現段階では会場運輸事業の方々との調整もまるでできていません。

県立体育館は現在もスポーツ施設が集約されている鴨池与次郎地区に適正な規模で建てるのがいいと考えます。 スタジアムは白波スタジアムの立て替えも視野に入れ、議論をじっくり重ねて決めた方が良いのではないでしょうか。

桜島と錦江湾を望む世界唯一の景観を誇るドルフィンポート跡地は高さ30mのハコモノよりも、市民県民も観光の方も楽しめる開かれた場所であってほしいものです。

歴史と景観を大切にするまちづくりにこれからも尽力します。

追記 2023年7月22日鹿児島県主催のポスターセッションに参加しました

詳細はこちらです 北埠頭プレゼン2023

 

 

のぐち英一郎の鹿児島ガイド12 #鹿児島市を潤す甲突川の源 八重山の自然を守りましょう #鹿児島再エネ #市政政策提案 #市民運動

鹿児島市を潤す甲突川の源 八重山の自然を守りましょう

みなさんは八重山をご存じですか?鹿児島市で歩いて登れる1番高い山です。

1993年の8・6第水害をきっかけに始まった甲突川の現流域の里山を歩く「甲突川ウォッチング」という催しがあります。八重山・三重岳・花尾山はいわばレギュラーコースです。

その主催の一人として毎年八重山を歩いてきました。

登山道には鳥居があり、入山・下山時に山の神様に皆さん頭を下げます。生き物の気配も濃厚でイノシシのぬた場を何度も見た事もあります。つい最近には、登山道の木製ステップを市に直してもらいました。

八重山の棚田には水がたたえられ、近くには鮮烈な湧き水があふれます。八重山公園キャンプ場からは鹿児島市の夜景を眺めることができます。冬にはこどもたちと雪合戦。

20万人の鹿児島市民を潤してくれる甲突川と、その源となる水がめ・甲突池のすぐ後ろにそびえる緑の深い八重山が私は大好きです。

今、その八重山で大規模な森林破壊が計画されています。

 

甲突川のふるさと八重山を子ども達に手渡すために大規模風力発電について考えましょう

 

鹿児島市民の暮らしを潤す甲突川 その源の八重山の森林が伐採されようとしています。

その規模は31ha 、驚くなかれ平川動物公園と同じ広さです。そこにアミュプラザの観覧車の1.5倍、高さ154mもの巨大風車を9つも建てるという、外資系企業による風力発電の計画です。

 

予想される危険

それだけ広大な森を切り開くと、保水能力は失われ、周辺では崖崩れや土石流、法面の崩壊が起こりえます。今回の計画では昨年の熱海で被害を出した土石流の10倍もの土捨ても

行われます。八重山はイノシシやシカなど多くの野生動物を抱いていますが、森が伐られると、動物たちが人里の田畑を荒らすことにつながります。

何より巨大な人工物によって美しい八重山の稜線やかごしま自然百選の棚田からの眺めは大きく損なわれます。この計画は八重山の地元でも知らない方も多いのです。

みなさんはご存じでしたか?

再生可能エネルギーのために二酸化炭素を吸収する山と森を広大に壊す。

鹿児島市には固定資産税以外、一切利益はありません。

 

大規模よりも小規模分散

これまで市議生活22年間で提案してきたように、再生可能エネルギーを小規模で各地に

分散して進めることが、持続可能なまちづくりと災害時の素早い復旧に効率的です。

今回の計画の発電量は3万kwですが、27万世帯ある鹿児島市の住宅や工場の屋根に5kwの太陽光発電パネルを公共事業として取り付ければ、135万kwの発電量となります。自然を破壊することなく大きな発電ができます。

 

八重山を守るために

大規模な森林破壊を止めるための規則条例作りや署名運動などをスタートします。

観光とは「光を観る」と書きます。八重山の奥深い森は、今の時代にかけがえのない光。

大好きな八重山を守るために、子どもたちに残すために、全力で動きます。

応援いただける方は是非ご連絡ください。

 

追記 八重山地域における風力発電建設計画中止を求めて 

2022年3月より総務環境委員会『日置市及び鹿児島市における風力発電事業』審査にて野口は計画反対のための請願議員を務めています。2023年継続中 

議会外では「八重山こいやまを守る会」の一員として活動。近隣住民の方も参加し行われた計画反対署名は12811筆! 鹿児島県と鹿児島市へ提出

 

鹿児島市へ署名提出日の「八重山こいやまを守る会」FBより

【拡散希望です! 八重山の森を守る署名、12811筆提出してきました!】
本日6月16日、鹿児島市下鶴市長宛に、八重山の風力発電計画中止を求める署名を提出し、記者会見も行いました。報道陣もずらりと並ぶ中、上は70代から下はゼロ歳児!まで集まった八重山こいやまを守る会&八重山の森を守ろうフェス実行委員会。
報道の皆さんも、市の皆さんも、時折笑顔が見られる終始なごやかな提出となりました。
なんと言ってもゼロ歳児のなごませパワーは最強です。
そしてこの署名の厚みをご覧ください!!!
12811筆の積み重なり。無視できるものではありません。
下鶴市長は是非この署名の束を持ち上げてみて、重みを実感してほしいです。
記者会見で、「一人ひとりが心をこめて書いた署名。血と汗で集めました」との発言がありました。まさにその通りです。
時に苦しみ、悩み、さまざまな言葉をいただきながら、諦めそうになりながらも地べたを這いつくばって集めた署名です。
これは反対運動ではありません。
わたしたちは、ただただ八重山をそのままで、次世代に引き継ぎたいだけなのです。
これまでご協力ありがとうございました!
しかし、署名はまだまだ集めます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

鹿児島市・八重山に風力発電計画 住民らが反対署名を市に提出(朝日新聞web)※2022年6月17日 

「市は5月に県へ提出した意見書で、生態系や景観、利用客への影響が考えられるとして、設置の取りやめにも言及した。」(記事一部抜粋)

風車建設の郡山町に地元の方により建てられた看板

 

環境未来館 事業者説明会 ※2022年6月24日

 

「八重山の森を守ろうフェス」巨大風力発電を考えよう 

 

みんなの八重山で、遊んで、食べて、聴いて、考える1日 #八重山の森を守ろう
5月21日(土)10時~16時 八重山公園
 
2023年3月17日 南日本新聞
 

のぐち英一郎の鹿児島ガイド11 #鹿児島川内原発 #脱原発 #市政政策提案

川内原発1・2号機20年運転延長は県民投票で決めよう! ※2023年3月

10月12日、九州電力は遂に川内原発1,2号機の20年運転延長申請を行いました。

なぜ県民投票を求めるの?86ニュースより

福島原発事故は原子力緊急事態宣言が出されたままです。事故後、政府は厳重な審査を踏まえ、1回に限って20年延長打ち出しましたが40年を想定して設計された原発ですでに4期認可されています。

岸田政権に至っては60年を超える運転も打ち出しています。もろくなった原子炉を使うと福島以上の事故をもたらします。

川内原発20年延長については県民の5割が反対との報道もなされてきました。塩田知事はマニュフェストで県民投票について「1号機・2号機の20年延長については、必要に応じて県民の意向を把握するため県民投票を実施します。」と明言しました。先日の県議会でも「必要に応じて実施する」と発言しております。これに対し、私たちは12月11日の「県民投票についての意見交換会」以来「準備会」で検討を重ねてきました。

40年の寿命を超えて、川内原発を動かしますか?

大事なことは住民の合意が必要。民主主義の基本原則でもちろん法にさだめられています。知事や議会にお任せでいいのでしょうか?この署名運動が県民が意思表示できる最後のチャンスです。

有権者の1/50の署名があれば知事に県民投票条例を請求できます。知事は意見を添えて県議会に条例案を提出します。県民投票を公約した塩田知事も実現に努力されるでしょう。

鹿児島県における必要署名数は27000筆(有権者の1/50)です。達成には役3000人の署名収集車の登録が必要です。ぜひ登録をお願いします。集める署名数は5筆(人)でも10筆(人)でも構いません。署名収集の期間は6月1日から2カ月間です。   

川内原発20年延長を問う県民投票準備会 

 

 

川内原発の20年延長ストップ!3号機白紙撤回! ※2022年3月

2011年の福島第一原発事故から11年、今年も3月13日公園に集いました。2012年に改定された「原子炉等規制法」では原子力発電所の運転期間は原則40年とされていたので、鹿児島の川内一号機が2047年7月に、二号機が2025年11月に寿命を迎えて原発の無い鹿児島が実現すると思っていました。しかし九州電力は目下20年の運転延長を目指し特別点検を行っています。政府は法改正の際には「20年延長は極めて例外的なケース」との発言を繰り返していましたがこれまで申請された4件の延長全てが認められてしまっています。 このままでは、1号機は2044年7月まで、2号機は2045年11月までの運転が可能となってしまいます。原子力発電は、燃料採掘から発電まで 膨大なCO2をを排出し、発電時に出す温排水は海の生態系に影響(海洋生物は気温1度変化のレベルを7度の違いが生じているとして反応)を及ぼしています。また、バックアップに火力発電を前提としており、さらには被曝労働を増やし重ねてしまっています。未だ全く見通しの立たない核廃棄物の半永久的な管理の方法。現在、廃炉事業への転換を市に提言。市民全員参加の原発事故避難訓練や被爆軽減のためにヨウ素剤配布を市に提言中です

何より2011年3月の事故による放射能汚染の実態や、今回のロシアの軍事侵攻で原発施設への攻撃が行われる状況を考えると、核をなくすことが持続可能な福祉社会を実現するために、重要なことではないかと考えます。そのためには自然環境と共存できて、災害復旧にも足腰の強い小規模分散の再生可能エネルギーを地元主体・地域主導で大いに進めることが急がれます。

のぐち英一郎の鹿児島ガイド10 #命を守る&経済を促進!鹿児島断熱を進めよう #市政政策提案

昨年、県内でおきた入浴時の死亡件数は187人でした。冬は家の中でも気温差による血管の収縮が体に大きな影響を与えます。鹿児島のような暖かな地域では、同様の事象が長年起こっていることが国の調査でも明らかになっています。循環等疾患や脳卒中、ピートショック予防は家屋内の部屋ごとの温暖差をなくすことがベストです。もちろん、これは冬の寒さに備えるだけではありません。真夏の高熱からも命を守り、冷暖房の費用を軽減することもできます。 命を守り、また中小企業のお仕事にも直結するであろう断熱事業に鹿児島で取り組みたい!と私は市政へ提案を続けています。

温暖化対策として、また医療介護費の高騰による財政危機を避けるためなど。国もゼロカーボン政策の筆頭として建物の断熱に取り組みを始めています。

先進事例「とっとり健康省エネ住宅性能基準」「ひょうご健康・省エネ住宅を推進する県民会議」

 

 

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