10月12日、九州電力は遂に川内原発1,2号機の20年運転延長申請を行いました。
福島原発事故は原子力緊急事態宣言が出されたままです。事故後、政府は厳重な審査を踏まえ、1回に限って20年延長打ち出しましたが40年を想定して設計された原発ですでに4期認可されています。
岸田政権に至っては60年を超える運転も打ち出しています。もろくなった原子炉を使うと福島以上の事故をもたらします。
川内原発20年延長については県民の5割が反対との報道もなされてきました。塩田知事はマニュフェストで県民投票について「1号機・2号機の20年延長については、必要に応じて県民の意向を把握するため県民投票を実施します。」と明言しました。先日の県議会でも「必要に応じて実施する」と発言しております。これに対し、私たちは12月11日の「県民投票についての意見交換会」以来「準備会」で検討を重ねてきました。
40年の寿命を超えて、川内原発を動かしますか?
大事なことは住民の合意が必要。民主主義の基本原則でもちろん法にさだめられています。知事や議会にお任せでいいのでしょうか?この署名運動が県民が意思表示できる最後のチャンスです。
有権者の1/50の署名があれば知事に県民投票条例を請求できます。知事は意見を添えて県議会に条例案を提出します。県民投票を公約した塩田知事も実現に努力されるでしょう。
鹿児島県における必要署名数は27000筆(有権者の1/50)です。達成には役3000人の署名収集車の登録が必要です。ぜひ登録をお願いします。集める署名数は5筆(人)でも10筆(人)でも構いません。署名収集の期間は6月1日から2カ月間です。
川内原発20年延長を問う県民投票準備会