2019年10月16日号-子育て支援センター廃止撤回を求めて-

お問合せの多い子育て支援センター廃止について概要をお伝えします。

鹿児島市内5つの子育て支援センター(松青ひろば、はらっぱ、いっぺこっぺ、つくしぴよぴよ、わくわくパンダ)の廃止撤回を求める活動を続けています

1、経緯

今年8月1日に開催された「子育て会議」で5つの子育て支援センターが廃止されることが翌日新聞で報道され、利用者からの相談を受け調査を進めました。
鹿児島市が施設縮小の方針を定めたのは2年前。その後利用者へのヒアリングやアンケート調査などをせず、視察が行われることもなく、今年8月廃止が発表。廃止を知った利用者が声をあげ、署名を集めるなど大きな動きとなりました。

2、問題点

9月17日の個人質問で取り上げ、以下の問題点が浮き彫りになりました。

【廃止決定までに施設視察や利用者への聞き取り調査などが行われていない】

廃止の理由は「他の拠点施設との重複」とするが、「重複」の詳細は曖昧。本来は利用者に早い段階でヒアリングをし、意向把握を大前提に判断すべきではないか。
当局は、廃止決定を昨年度末に運営側に伝達済みとするが、運営側の受けとめとは相当異なる。昨年の時点で利用者へ伝われば今状況は起きていないはず。

 

【集約先施設移動が与える精神的肉体的疲労と金銭負担増は考慮されていない】

当局は、支援センターの機能を「親子つどいの場」などへ集約するとしている。
しかし「大規模施設に集約」は時代の流れや本市「歩いて暮らせるまちづくり」にも逆行し、遊び場の選択肢の減少、利用者の特定施設への集中による施設や駐車場のさらなる混雑が予想され、育児の悩みを相談する場や機会を減らすことにつながりかねない。

 

【役割が異なる】

利用者から「両者は別物で、利用目的は全く違う」との声が寄せられている。
ほどよく目が離せる施設規模で、職員が子育ての状況を理解し、利用者にとって相談しやすい場になっている。また、利用者同士が情報共有できる機会が得られ、身近にセンターがあることがこどもの成長を助け、親の子育てに寄り添い、子育ての社会的な孤立を予防する公共的な機能を果たしていると考えられる。

 

【「廃止」か「再配置」か「新設」かはっきりしない】

場合によっては新築もあり得るという中で公募事業者の選定スケジュールの詳細は示されておらず、来年4月に間に合うとは受けとめられない「来年度のできるだけ早い時期から運営を開始したい旨」の答弁もあった。新設されるとする施設が、本当に代替施設となり得るのか根拠が明文化されていない。

3、見解

支援センターの廃止は、本市の「子ども・子育て支援事業計画」7つの基本視点(子どもの最善の利益を尊重する・利用者の立場に立つ・地域における社会資源を効果的に活用する・サービスの質を向上させるなど)と食い違い、市長が掲げる「子育てするなら鹿児島市」とも矛盾しています。
移住者からの評価も高く、暮らしに身近なセンターはむしろ増設の必要があると思います。既存施設の代替が可能になるまでは運営継続が必要です。核家族化や少子化が進む現在、こどもを産み育てたいと思える環境を作り出すことが鹿児島市の責務であり、施設廃止は真逆の行為と考えます。

4、廃止撤回に向けての取り組み

10月5日、天文館で街頭キャンペーンを行いました。多くの応援をもらいました。
当日の様子はこちらです。https://www.youtube.com/watch?v=iDTn7myLDio
紙面の署名は10月4日時点で5,298筆、WEB署名は100名を超えました。引き続き集めています。
https://www.change.org/p/鹿児島市長-鹿児島市内5ヶ所の子育て支援センター廃止を撤回し-存続を求めます

【議員として】

30日には皆で市長に署名を直接お渡しします!今後も市長、当局との交渉や調査を重ねて、子育て支援センターの存続や増設に向けて取り組みを続けます。